教育システム（3つの授業スタイル）

放送大学の授業には、放送授業・面接授業（スクーリング）・オンライン授業の3つの授業スタイルがあり、各科目いずれかの形態で行われます。

授業の講師として、多数の国公立私立大学等の専門家にご協力をいただいています。

放送授業

BSテレビ放送（231ch）、BSラジオ放送（531ch）などで放送される授業番組の視聴と印刷教材による学習を併せて行い、通信指導の提出と単位認定試験の受験により単位を修得します。

1科目2単位で、45分の授業番組を15回視聴します。放送番組はBS放送やケーブルテレビなどを通じ全国で放送されています。在学生はインターネットで視聴することも可能です。

※232chでも一部視聴可能。※テレビ科目の中には、インターネット配信限定で視聴する科目があります。

面接授業（スクーリング）

学習センターなどで教員より直接指導を受けられる授業です。教室での講義形式のほかに学習センター以外の場所での実習形式の授業もあります。

1科目1単位で、8回の授業（90分授業を7回と45分授業を1回）を行います。

オンライン授業

2015年に開設。インターネットに接続されたパソコンなどを使い、講義を視聴し課題（選択式問題、ディスカッション、レポートなど）を実施。授業内の学習活動により成績評価を行う授業です。

1コマ90分程度（講義45分と学習活動45分程度）の授業で、1単位（8コマ）の科目と、2単位（15コマ）の科目があります。

ライブWeb授業

Web会議システム（Zooｍ）を利用した授業と、オンライン授業の利点を活かした新たな授業形態です。学習センターではなく、ご自宅などでパソコンなどを用いてリアルタイムで受講します。

放送大学学園の放送システムの概要

放送大学学園では、衛星放送（BS放送）を使って全国に向けて放送を行っています。

幕張の放送大学学園本部には、放送番組を制作するスタジオ設備、放送番組を送出するマスター設備が設置されています。放送大学学園本部から、放送衛星を所有する基幹放送局提供事業者の株式会社放送衛星システムに、光ファイバーを使って番組を送っています。

マルチチャンネル放送

テレビチャンネル【BS231ch、BS232ch】

2023年4月1日からは、BS231chをメインチャンネルに据えてBS232chをサブチャンネルとする番組編成に変更しています。これに伴い、メインチャンネル（BS231ch）でのHD（高精細）画質による放送を基本とし、一部の時間帯では、SD（標準）画質のサブチャンネル（BS232ch）を活用した2チャンネルマルチ放送を実施しています。

画質がきれに！

高画質のBS231chをテレビメインチャンネルとし、全てのテレビ番組を放送しています。細かい文字や記号もより鮮明に見やすくなっています。

早朝・夜間に観られない人も安心！

BS231chで早朝・夜間に放送するテレビ授業科目をBS232chで日中にも放送しています。視聴する時間帯が選べるため、夜間の視聴が難しい方なども視聴できます。

迷ったらBS231ch！

BS231chでは全てのテレビ番組を高画質で放送しています。観たい番組や録画したい番組がある場合は、まずBS231chの番組表をご覧ください。

ラジオチャンネル【BS531ch】

主に放送大学の学生の単位修得を目的に、ラジオ授業科目をBS531chで単位認定試験に向けて計画的に放送しています。

他にも、インターネット配信や各学習センター（サテライトスペース）、放送教材の貸出し、ひかりTVなどで、放送大学の番組を視聴することができます。インターネット配信公開講座では、BS231chで放送している生涯学習支援番組の一部を視聴できます。

※この記事は2024年8月現在の情報（2024放送大学学園要覧）をベースに作成しております。内容が変更になっている場合もございますので、詳細は放送大学または、放送大学千葉学習センターの公式ホームページをご確認ください。