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【放送大学千葉学習センターで学ぶ】
Pick UP!大学院修士課程とは?内容や学生の種類をご紹介します
放送大学 千葉学習センター
68日前
- 社会
- コラム・知恵袋
研究科・専攻・プログラム
放送大学大学院修士課程は、1研究科(文化科学研究科)、1専攻(文化科学専攻)の下に、7つのプログラムを設けています。
7つのプログラムについて
生活健康科学プログラム
生活、健康、福祉の領域における専門的かつ総合的な知識を持ち、生活環境をよりよい方向に導くための方法を習得し、人々の生活の質の向上に資するための施策に積極的に関わる能力を有する指導的人材の養成
人間発達科学プログラム
人間の心理的及び社会的な発達のメカニズムを理解し、現代の学校や家族あるいは地域社会が直面する教育課題を科学的・実証的に把握した上で、そうした課題に積極的に取り組み、多様な学習ニーズに対応していくことができる指導的人材の養成
臨床心理学プログラム
様々な分野で深刻さを増す心理的な問題に対応できる臨床心理士(高度専門職業人)の養成および再研修(※)
※臨床心理学プログラム…公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会による第2種指定大学院
社会経営科学プログラム
社会の構造と変容について多様な見地から解明し、様々な社会領域のガバナンスに必要とされる高度な知識と技術を備えた人材の育成
人文学プログラム
人文学研究の諸分野において、蓄積されてきた知的資産を基礎にして、多様に洗練された方法論を身につけて資料の調査・解読・分析を行い、総合的な知見と創造性をもって「知」の発展に貢献できる人材の養成
情報学プログラム
情報及びコンピュータに関する基礎概念や応用知識をもとに、社会における様々な現象の本質を見極める能力を持ち、問題解決にむけて、その知識を実践的に活用していくことのできる人材の養成
自然環境科学プログラム
科学技術が自然環境や人間社会に大きな影響を与える現代にあって、科学的認識に基づいて問題を把握し、その解決を指向する実践能力と、客観的な評価能力を身につけた人材の養成
教育の基本方針
※2025年度より「教育の基本方針」は改定致します。
「開かれた大学院」として、年齢・性別・職業・居住地域に関係なく、学生が家庭や職場を離れることなく、自らの計画に沿って、広い教養と高度な専門的学識や技能を学び、学位を取得できる場とすることを目指します。深く広い教養に裏付けられた専門知識に基づく確かな総合的判断能力を持ち、習得した知識と見識を社会に還元し、貢献できる人材を育成します。
教育の目的
生涯学習の実践を通して、高度な総合的教養に裏打ちされた専門的学識及び知的技能を修得し、文化の進展並びに地域社会及び職場等に貢献できる人材の育成を目的とします。
ディプロマ・ポリシー
資質・能力等の育成
専攻する専門分野に加えて、他の分野における専門知識や技能を修得し、深く広い教養を身につけることにより、学術的な研究遂行能力、高度な職業的知識や技能に基づく総合的判断力及び様々な課題に対して自らの力で解決する能動的探究力を涵養します。
これらの資質・能力により、地域社会や職場など、現代社会における様々な課題を自らの力で解決し、それぞれの地域社会や職場などにおいて活躍する実践的人材を養成します。
課程修了に必要となる学習成果(条件)
授業科目と研究指導科目を合わせて30単位(臨床心理学プログラムは34単位)以上修得し、修士論文などの審査及び試験に合格することが課程修了・学位取得の要件です。
カリキュラム・ポリシー
教育課程編成
修士課程においては、専門知識を修得するための授業科目と研究能力を養う研究指導を提供します。授業科目は深く広い教養の涵養を図るため、所属するプログラムの科目と他プログラムの推奨科目及び関連科目で構成しています。また、学士課程の教育課程との有機的接続を念頭に置き、修士課程に同分野における発展系の科目も開設します。研究指導は、主として論文執筆や研究方法論、学術的研究手法などの実践的コースワークを重視し、修士論文などを段階的・計画的に作成できるよう、修士課程の2年間を通じて指導します。
教育内容・方法
授業科目は、テレビ・ラジオによる放送授業の他、インターネットを活用したオンライン授業を提供します。
研究指導では、対面やWeb会議システムなどにより個別ないし数人に対する指導を行います。また、各学期の後半では、研究指導教員が課題を出し、それに対する各人のレポートへのフィードバックを行う課題研究の機会、あるいは集中面接授業の機会を設けています。このようにして、いつでもどこでも学べるという柔軟性を持ちつつ、遠方に在住している学生に対しても個別指導の機会を提供します。
学習成果の評価方法
授業科目は、単位認定試験の結果により成績評価を行います。単位認定試験を課さないオンライン授業は、各回における形成的評価と、最終回後に行う達成度評価の結果を総合的に判断して厳格な成績評価を行います。研究指導は、修士論文などに対する審査と口頭試問の結果を総合的に判断して、修士の学位に相応しいか否かの成績評価を行います。
アドミッション・ポリシー
求める人材像
地域社会・職場などにおける豊かな経験を持つ社会人や、専門領域における基礎知識を有し、学問及びその実践への応用に対する意欲と広い問題意識を持って、生涯にわたってあらゆる機会、場所において学び、その成果を生かしていくことができる学習者を求めます。
入学者選抜の方法
入学者選抜は、年1回、第1次選考と第2次選考に分けて実施します。第1次選考を実施後、第1次選考合格者に対して第2選考を実施し、最終合格者を決定します。第1次選考には英語読解力(一部のプログラム)及び専門的知識や思考力を問う筆記試験、第2次選考は提出書類を基にした面接試問により行います。
求める学習成果
学士課程卒業など、一定の要件を満たすことが条件です。
学生の種類及び学習システム
放送大学大学院修士課程の教育は、放送授業と印刷教材を中心とした自宅学習によって行われます。学期の途中に「通信指導」を受けて合格した方は「単位認定試験」を受けることができます。
また、2016年度からは、全ての学習をインターネット上で行う「オンライン授業」を開講しています。
修士全科生における「研究指導」は、対面による直接指導及びメディア(インターネット、Web会議システムなど)により行います。
修士全科生~修士課程を修了して学位「修士(学術)」の取得を目指す学生~
・出願資格があるのは、大学を卒業した方(卒業見込みを含む)、又は本学大学院が行う出願資格事前審査において大学を卒業した方と同等以上の学力があると認められた方です。
・入学者選考を実施します。
・入学の時期は毎年1回、4月です。
・科目登録は1学期間(6ヵ月)ごとに行う必要があります。
・修士全科生は、出願時に7つのプログラムから選択した1つのプログラムに所属して学習・研究を進めていきます。
入学者選考
・第1次選考(筆記試験)…プログラムごとに筆記試験を行い、第1次選考の合格者を決定します。
・第2次選考(面接試問)…第1次選考の合格者に対して、プログラムごとに、出願の際に提出された研究計画書、志望理由書等をもとに面接試問を行います。最終合格者は、プログラムごとに、筆記試験及び面接試問の実施結果を総合的に判定し決定します。
研究指導
・出願の際に提出された研究計画書及び入学者選考の結果などを総合的に判断して、第1学期の初めに、それぞれの学生を受け持つ研究指導担当教員を決定します。
・第1年次においては、研究レポートの添削指導の他、修士論文の研究テーマ及び研究計画の具体化のための指導を行います。
・第2年次においては、修士論文を作成するための指導を行います。
・研究指導の方法は、対面による直接指導及びメディア(インターネット、Web会議システムなど)により行います。
修士課程の修了
・修了するためには2年以上在学し(在学年限は5年)、研究指導8単位及び所属プログラムの放送授業、又はオンライン授業科目の修得を含めて、30単位以上を修得し、かつ、修士論文の審査及び口頭試問に合格することが必要です。ただし、臨床心理学プログラムにおいては、必修科目・選択必修科目があり、34単位以上を修得する必要があります。
修士選科生・科目生~自分の学習・研究したい科目を選択して、1科目から履修する学生~
特徴
・入学する年度の初めにおいて満18歳以上であればどなたでも入学でき、入学試験は実施しません。
・入学時期が、年2回、4月と10月です。
・在学期間は修士選科生1年間(2学期間)、修士科目生半年間(1学期間)です。
・修士選科生は入学した学期の途中で、次の学期の科目登録を行います。
・修正全科生と同様の通信指導・単位認定試験により、単位を認定します。修得した単位は、修士全科生として入学した場合、原則として修了要件の単位として認定されます。
・アカデミック・スキルズ、研究指導及び臨床心理学プログラムの実習・演習は履修できません。
・企業などの、職場研修として利用したり、現職教員の方などが上位の免許状を取得するために利用できます。
放送授業
放送授業による学習
放送授業は、各学期とも15回(週1回、1回45分)にわたって、BSテレビ又はBSラジオで授業が行われます。
在学生はテレビ科目、ラジオ科目の原則すべてをインターネットでも視聴可能です。
※テレビ科目の中には、インターネット配信限定で視聴する科目があります。
印刷教材による学習
放送授業科目には、すべて印刷教材が用意され、放送教材と印刷教材による学習を併せて行うことになります。印刷教材は240頁(A5判)程度で、原則として指定の期日までに授業料を納入いただくと、学期開始前に送付されます。
なお、印刷教材は、放送大学の企画の下に授業科目担当講師が執筆し、一般財団法人放送大学教育振興会が発行しています。この印刷教材は、学習センターや全国の主な書店でも販売されています。
通信指導
通信指導とは、学期の途中に1回、前半の一定範囲の問題を出題し、その答案を提出して担当教員の指導(添削・講評)を受けることです。なお、通信指導に合格することによって、単位認定試験の受験資格が得られます。
単位認定試験
単位認定試験は15週間の放送授業終了後に実施される試験で、合格者には単位の認定を行います。
2022年度からインターネットを通じて自宅等から受験する、Web受験方式で実施しています。Web受験が困難な場合は、学習センターなどで受験することも可能です。
オンライン授業
インターネット上で講義を視聴、小テストやディスカッション、レポートなどの課題を科目ごとに決められた期間に提出して学びを進めます。通信指導、単位認定試験は行われず、インターネット上での学習により成績評価が行われます。
※この記事は2024年9月現在の情報(2024放送大学学園要覧)をベースに作成しております。内容が変更になっている場合もございますので、詳細は放送大学または、放送大学千葉学習センターの公式ホームページをご確認ください。
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