性的指向・性自認の課題は、永きに渡る当事者運動の積み重ねの上に、2010年代から多くの地方自治体や企業の政策課題として取り上げられてきた。2023年には、前首相秘書官発言や、G7 2023広島サミットを契機に、国会の場でも広く議論されている。しかし、「性的指向」や「性自認」、あるいは「L」「G」「B」「T」それぞれの言葉の意味や、差別から生じる困難についての認識が共有されているとは言い難い。講義では基礎から解説し、今日的課題を読み解く視座の一端を提供したい。

講師：神谷 悠一 Yuichi Kamiya

1985年岩手県盛岡市生まれ。早稲田大学教育学部卒業、一橋大学大学院修士課程修了。一般社団法人 性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会（LGBT法連合会）事務局長。これまでに一橋大学大学院社会学研究科客員准教授や、内閣府ジェンダー統計の観点からの性別欄検討ワーキング・グループ構成員などを歴任。毎日新聞「ひと」欄、共同通信「時の人」、日本テレビ系「スッキリ」他メディア掲載・出演多数。主な著書に『差別は思いやりでは解決しない』（集英社新書、2022年）など。

公開講演会詳細

開催日／2023年7月8日（土）

時間／14：00～15：30 （ZOOM接続開始 13：30）

場所／千葉学習センター ＋ ZOOM （選択可能）

定員／対面40名・ ZOOM200名

後援／千葉市教育委員会

講演会は参加無料です。

オンライン公開講演会のパンフレットはこちらから

https://www.sc.ouj.ac.jp/center/chiba/news/upload/【ポスター】「性的指向・性自認の課題から差別を考える」.pdf

お申し込み方法

新型コロナ感染防止のため対面とZOOMでの併用開催をいたします。参加を希望される方は、 7月5日（水）までに申し込み専用フォームからお申込み下さい（インターネット環境がないなどの方で、対面での参加を希望される場合は電話、FAXでのお申込みが可能です。お名前、電話番号、メールアドレスを千葉学習センターへご連絡ください）。

前日までに視聴案内（講演会当日のZOOM IDなど）をお送りしますが、メールアドレスが間違って いる方には、視聴案内が差し上げられません。（ZOOM ＩDは申込み者全員にお送りします。また、新型コロナ感染症の状況によってはZOOM配信のみの開催となる場合があります）。

お申込み専用フォーム　https://forms.gle/3UctmbidYPPwhjLG7

入力いただいた個人情報は、①放送大学の学生募集のために利用します。②千葉学習センターで厳重に管理します。③法令等の定めによるほか第三者への開示・提供は致しません。④公開講演会開催の翌年度末に廃棄し以後は利用しません。

お問い合わせ

放送大学千葉学習センター

TEL : 043-298-4367

URL : https://www.sc.ouj.ac.jp/center/chiba/

放送大学は放送を利用した通信制の大学で、全国の都道府県に学習センターがあり、面接授業など直接の指導を受けることができます。学習センターの見学や個別の相談を希望される方は、お電話にてご確認ください。閉所日、開所時間等はホームページ等でご確認願います。